リアブレーキパッド(G1)を交換する

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 格安ブレーキパッドG1にビートのリアに合うものがあったので、 リアブレーキパッドの交換をしてみました。

部品名メーカー定価
G1 DP210 ディー・スピードインターナショナル 5,000円

 リアのブレーキパッドを交換する為に、まずはリアタイヤを外します。
 サービスマニュアル通りにやるなら、 キャリパ ボディをブラケットに固定しているフランジ ボルト2本を外してキャリパ ボディを取り外すのですが、 面倒なので下のフランジ ボルトを外し、 上のフランジ ボルトを緩めてキャリパ ボディを上に跳ね上げます。

 この時サイド ブレーキを引いているとブレーキが固定されていて動かないので、 サイド ブレーキを戻すのを忘れないように。

 外したパッド。
 上がインナ パッド、下がアウタ パッド、右がアウタ パッド シム。
 パッドの厚さの限界は、1.6mmです。

 新品パッドを取り付ける時に、角をヤスリ等で削って面取りをし、 鳴きを防止します。(上が面取りしたパッド)

 裏面には鳴き止め用にグリスを塗りますが、はみ出すぐらい付けすぎないようにしましょう。



 パッドを交換したら、厚さが厚くなった分ピストンを戻さなくてはいけないのですが、 リアのキャリパはピストンを時計回りに回転する事により、シリンダ内に戻します。

 最後はインナ パッドの凸部にピストンの凹部が合うようにピストンを回転します。

 パッドを付けたところ。
 あとはキャリパ ボディを戻して、フランジ ボルトを取り付ければ完成です。 フランジ ボルトの締め付けトルクは、2.3kg-mです。

 パッド交換後に、最初にブレーキペダルを踏むとストロークが深かったり、 サイドブレーキの引きしろが長くなったりするので、 十分気を付けましょう。 何回かブレーキペダルを踏み込むと元に戻ります。

 作業終了。