ブレーキラインを交換する(FCR)

部品名メーカー個数定価
FCRHALF WAY125,000円


 速く走るための要は、やはりブレーキにあります。
 ノーマルの場合、コスト等の問題でゴム製のチューブになっている為、 ブレーキを踏んだときにかかる圧力が全てブレーキパッドを押す力にならず、 チューブが膨張して力が逃げてしまっています。
 そこで、ステンメッシュのブレーキラインに交換して、 ブレーキタッチの向上を図ります。


 ブレーキホースに繋がっているブレーキパイプのを外します。 このナットはなめないように、フレアナットレンチを使用した方がよいでしょう。 このナットの締め付けトルクは 1.5kg-m(14.7Nm)です。
 次にブレーキホースを固定しているクリップを引き抜けば、 ブレーキホースが外れます。
 この部分は、ホースの取り付けに向きがあるので、 ステンメッシュホースを取り付けるときに向きに気をつけて、 ホースが無理な曲がりにならないようにします。


 キャリパからブレーキホースを外し、 ショックに固定されている部分を外せば、ブレーキホースを取り外せます。
 ここにはワッシャが入っているので、 ステンメッシュホースを取り付けるときに、 忘れずに新しいワッシャと交換しましょう。
 オイルボルトの締め付けトルクは 3.5kg-m(34.3Nm)です。


 上がハーフウェイのステンメッシュホースで、 下がノーマルのブレーキホースです。


 取り付けが終わったら、 ステンメッシュホースをタイラップでショックに固定します。
ショックが伸び縮みすることを考えて、 ステンメッシュホースに無理な力がかからないように、 ステンメッシュホースに十分な余裕を持たせて固定します。

 全ての取り付けが終わったら、 しっかりとブレーキラインのエア抜きをしましょう。
また、ブレーキフルードをきれいに洗い流しておきましょう。