フロントブレーキパッド(DIXCEL)を交換する

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 フロントブレーキがロックしやすいので、 もっとコントロール性の良いブレーキパッドに交換することにしました。
 ショップの人に相談したところ、 ブレーキのコントロール性ではやはり欧州製品が一番ということで、 APブレーキセールスのブレーキパッドに交換することにしました。

 しかし、この会社、もともとはAP Lockheedという会社でしたが、 いろいろあって今はAPブレーキセールスとなったみたいです。

部品名価格メーカー
DIXCEL M type 16,800円 APブレーキセールス


 フロントのブレーキパッドを外すために、 まずはブレーキキャリパーの取り付けボルトを外します。

 写真で黄色になってボルトですが、下のボルトは完全に抜いてしまい、 上のボルトを緩めるとブレーキキャリパーを上に持ち上げることができるので、 作業が少し楽になります。
安全を考えるなら、ブレーキキャリパーが落ちてこないように針金で吊っておくのが良いでしょう。

 あとは、ブレーキパッドを入換えて、ブレーキキャリパーを戻すだけですが、 パッドが減っていると、それだけピストンが飛び出しているので、 ピストンを押し戻さないと、ブレーキキャリパーがはまりません。

 ディスクブレーキピストンツールという専用工具もありますが、 ウォータポンププライヤでピストンを押し戻すこともできるので、 特に必要は無いでしょう。

 ピストンを押し戻すときに、 ブリーダプラグを緩めてブレーキフルードが抜けるようにしておけば、 楽にピストンを押し戻すことが出来ます。
 ブリーダプラグを緩めないでピストンを押し戻すと、 リザーブタンクのブレーキフルードが増えてくるので、 溢れないように注意が必要です。
 ブレーキフルードは塗装に対する攻撃性があるので、 ボディなどにブレーキフルードがついた時は、 速やかに洗浄しましょう。

 全ての作業が終わったら、ブレーキペダルを何回は踏み込み、 ブレーキのピストンにきちんと油圧がかかることを確認してから、 走り出しましょう。